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2020年2月28日金曜日

【池袋生活記録12】椎名町散策② ~トキワ荘でまったり漫画の歴史に触れる~

トキワ荘通りお休み処で昔の漫画家に思いを馳せるの巻

以下の記事で、椎名町でのランチについて書いてます。本記事はその続きです。

椎名町散策1の記事へ

【池袋生活記録11】椎名町散策①~この価格でこのクオリティのとんかつ!?コスパよすぎ!~

どうもこんにちは^^たろたろブログのたろたろです! 池袋の生活記録を書いているのに、沿線沿いの駅を開拓しているという矛盾が生じています。というのも周辺へのアクセスが良すぎて、他の地域へ浮気が しやすいんですよね。これは困ったものです(笑) 落ち着いたところで食事をしたいと考えると、池袋よりその周辺に行ってしまった方が人が少ないんので何かといいんですよね。空いてますし(笑) ...

4 【散策】トキワ荘通りお休み処でまったり(*´ω`)過ごす。

とんかつ恵比寿でお腹を満たした私は、早速椎名町を散策することにしました。椎名町は静かな住宅街で昭和雰囲気を残しているところが多い印象を受けました。 人通りや車のとおりも少ないので、池袋のような喧騒とした都心とあんなに密接した街なのに、この街を歩いていると別世界に迷い込んだみたいに思えてしまいます。

この感じが椎名町の”良さ”なんでしょうね。

椎名町駅の南口から、徒歩5分ほどの場所に「トキワ荘通りお休み処」があります。この場所で昔の漫画の巨匠たちの漫画が読めるという噂を耳にしましたので、 早速行って見る事にしました!

私の父親は子供の頃手塚治虫の漫画をかなり集めていました。父親の宝物としてずっと保管されていて、たろたろは幼少の頃、本棚にある手塚治虫の漫画を読み漁っていました。 父から私にその古い漫画は読み継がれてきました。

実家の整理の関係で手塚治虫の漫画は廃棄されてしまい、読む機会がなくなっていましたが、トキワ荘通りお休み処で昔の漫画を 読むことができるという話を聞き、ちょっと心が踊ったものです。

なので、椎名町散策のメインの目的はここだったんですよね。ドラクエウォークをしながら早速向かいました。

トキワ通り荘お休み処

もうね、何このデザイン!もうこの時点で見た瞬間に「あぁ、俺を手塚治虫の漫画が待っている」って思っちゃいました。外観の写真を撮影し早速中に入りました。

中に入ると、お休み処の館内案内人のおじちゃんがたろたろの元にやってきて「お兄さん、ここははじめてかい?」と聞いてきたので、初来訪である事と子供の頃に昔の漫画を読み漁っていた事を伝えたところ、おじちゃんが気をよくしてくれて、このお休み処の誕生話から昔の漫画の巨匠の話(逸話など)を1時間ほど聞かせてくれました!

この手の話をしてくる職員をウザったいって思う事ありますよね。ここでは、その気持ちを胸の中にしまってください。じっくり、おじちゃんの話を聞いてください。昔の漫画家の苦労話や面白い小ネタをたくさん聞くことができますよ!

ちなみにトキワ通りお休み処は、1階部分は「読書スペース」となっており、2階部分はミュージアムとなっています。 読書スペースで漫画を読む方は殆どいないと思いますので、メインは2階部分のミュージアムとなります。

トキワ荘のジオラマ

2階ミュージアムの一角にトキワ荘のジオラマが展示されています。このジオラマは、精巧な作りなので廊下などに携帯のライトを当てると屋内をしっかり覗き見る事ができます。 家具などといった細部も精巧に作られているので、かなりのリアリティがある仕上がりになってます。

ジオラマをアップで撮影

スマホのフラッシュを使って部屋の中を撮影してみました。

撮影を行った部屋は「寺田ヒロオ」先生の一室のようです。この部屋の中をよーく見てみると家具がしっかりと配置されてます。じっくりと細かいところを観察するとジオラマ職人の拘りを発見できます。

トキワ荘2階部分の見取り図

解説のおじちゃん曰く、トキワ荘は1室4帖といったとても狭い部屋だったようです。トキワ荘の屋根等は戦後の廃材をかき集めて作ったらしく、屋根なんかは上から何か物を落とせば壊れるくらいの強度で、さらに建て付けが悪いので、ちょっとした足音でギシギシと音が鳴ったようですから、誰かがトキワ荘に来訪した時は直ぐに分かったようですよ。

トイレと調理場は共同だったようですね。今、私たちが暮らしている環境と比較するとなんて劣悪な環境の中で漫画を描いていたようですね。

寺田ヒロオ先生の部屋を再現

2階の一角には、寺田ヒロオ先生の部屋が再現されています。自分の部屋が再現されるなんて、ちょっと恥ずかしい(笑)

中央の漫画を描く机には実際バックライトがついていて、漫画を描くときに点灯させていたようです。この漫画を描く机を持っている漫画家っていうのは当時少なかったらしく 赤塚不二夫(記憶曖昧なのでたしか)先生なんかは、木の板を窓際の縁に打ち付けて漫画を描く机を自作していたようで、ある時、自作の机が取れてしまい、インクがこぼれ描いている漫画にかかってしまい、。

寺田ヒロオ先生の部屋はかなりキレイな部類であって、石ノ森章太郎先生なんかだと、寝る場所がないくらい部屋が散らかっていたみたいですよ。

5 トキワ荘通りお休み処でまったりと漫画を読む!

トキワ荘通りお休み処での一番の目的は昔の漫画を読む!という事でした。ここの一階部分は、漫画を読めるスペースになっています。 こんな感じです!

トキワ荘通りお休み処 1階部分

漫画が読めるスペースが作られています。これで無料ですからね・・・なんて贅沢なんでしょう。

私は1階で案内をしているおばちゃんと雑談をした後に漫画を読みました。

お休み処ではゆっくり見るというよりか、雑談をする時間の方が長かったですね(笑)

読書スペースはこんな感じ

本棚の一部

なんと『七色いんこ』があるではないですか。七色いんこは、手塚治先生が描いた1話完結式の漫画で、1話1話が実在する演劇を題材にしています。 手塚治先生と言えば「鉄腕アトム」や「ブラックジャック」あたりがメジャー作品だと思いますが、たろたろ個人的には『七色いんこ』は隠れ名作だと 思います。

今から20年近く前にこの七色いんこを読みました。あれから20年越しに再度読んでみました。一言だけ感想を書くと、子供の時に感じた感動と 大人になった時に感じる感動は別物という事を感じました。いずれにしても、大人や子供も楽しめる名作という事には間違いありません。

久しぶりに手塚治先生の漫画を読みながら、子供の時を思い出し、そして大人になり人生の苦労を思い返し、何だか複雑な気分になってしまいましたね。

6 トキワ荘ミュージアムが3月の下旬にオープンする

トキワ荘ミュージアムがなんと3月22日にオープンします!!!という事を係の方に聞きました!

お休み処の本もオープンの時期前には移動準備のために一度撤収してしまうみたいです。

オープンしたら父親を連れて行ってみたいです!

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